秘蜜警察 坂堂輝

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あの胸、 触りて~!! ムラムラしながらも、 冷静な思考が浮かんだ! 夕方だから、 夫が帰宅するだろう……。 彼女を頂くには、 難しい……。 庭を出て、 アパートの周りをぐるっと巡る。 隣家はセコムとかの警備会社のステッカーが張ってある一軒家が並ぶ。 101号室の庭からブロック塀ごしにアパートが見えた! 一軒家の隣に安アパートがあった♪ あのブロック塀が、 安アパートの玄関の並ぶ奥に見えた。 そして101号室のベランダも丸見えだ♪ 近くにタバコ屋があって、 店頭に公衆電話があった♪ 最近、公衆電話は少ない……。 携帯からだと、 足がつく……。 彼女の電話番号にかけると、 「はい!」 優しそうな女の声が聞こえて、 慌てて切った。 一体、何やっているんだ~(^_^;) 俺は、自分のアパートに向かって自転車を走らせた!
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