0人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
ピルルルルーッピルルルルーッ
ありきたりな携帯の着信音が無音だったこの闇に響く。
「誰だ?」
「Numberの携帯だ」
「Numberかあ」
パカッ
ピッ、
「No.0[Zero]、指令だ。」
「OK」
「Work Name'刀魔[トウマ]'でG0010956をKillだ。詳しい事はⅨ[ナイン]で………期待してるぞ…Zero…」
「………。」
パタッ
早々と電話は切れた。
「次は何処だってぇ?ふぁーあー。流石に眠いな…。」
「……Japanだ。大丈夫かRest[レスト]?少し休憩挟むか?」
Zeroと呼ばれた金髪の少年が携帯電話を仕舞いながらアカイ獅子、Restにそう言った。
「いや、大丈夫だ。行こうぜ、ニホンへ!」
「フッ。」
最初のコメントを投稿しよう!