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†No name†
ブシュッ…、ザバッ
冷たく静まり返ったこの闇に聞き慣れない音が響く。
「………」
ドサッ………ッドサッ
二人の男が目の前で静かに倒れた。
時刻は深夜一時三九分。
今宵も
緋色の世界へ
ご案内
「おい、Ray(レイ)。今日も軽かったな♪」
「…………」
此処に独りの金髪の少年と此の世のものではない生きモノが居る。
「おい、シカトかよ!?」
「うっせぇな、黙れよ。」
「チッ……なんだよ…」
此の世のモノではない生きモノはアカク血色の…緋色の獅子の様…
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