第二章

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カツーン……カツーン 一人の男が暗い通路を歩いている。 一歩、また一歩。 只進んでいく。 カツーン……カツーン 黒い服、黒いズボン、黒い靴、金の髪、このような通路を通るには似つかわしくない風貌の男だ。 カツーン……カツーン 手には黒い手袋をはめ、茶色の鞭を所持している。 カツーン……カツーン その通路は地下へと続いているようだ。 やがて……。 カツーン
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