第三章

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「あ……あの」 「ん?あぁ、危ないところだったね。でも、もう心配いらないよ。」 「あ……有難う……ござい……ます。」 長い間閉じ込められていたからか、まともに喋れないみたいだな。 「まあいいや、とりあえず君を近くの町に送ろうと思う。知り合いがいてね、きっと歓迎してくれるさ。」 これで俺の役割も終わりか……そう思っていた時期が俺にもありました。
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