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「あと美人は余計や。」
「相変わらずやな。つか美織、関西弁使わなくたってええよ。俺もそうするから。」
「じゃ普通にするね。やっぱり丞、好きだわ。」
美織は山崎に抱きつく。山崎も抱きつく。
「俺も美織、好き。でもこんなとこ沖田さんに見られたら終わりだな。」
斉藤は感動の再開はいいが俺はまったく理解できん。説明してくれと美織に頼む。
「一ちゃんには沢山遊んでもらったなぁ。総司と喧嘩した時も話聞いてくれた。あっでも、石田散薬を無理矢理あたしに飲ませた記憶もある!」
山崎は斉藤の耳元で囁く。
「総司の妹の美織や。昔、道場で遊んでたやろ。」
その瞬間、斉藤は美織に抱きついて頭を撫でまくる。
「思い出した?!よかったぁ。思い出してくれなかったら泣いてたわぁ。」
丞「美織好きな斉藤さんに戻ったぁ。」
「気が付かなくてすまん。あまりにも綺麗になってたから。」
昔から美織は一好きだったから思い出してくれなかったらショックのあまりに倒れていたかも知れない。
「よかった。一ちゃん大好き!また遊んでね。」
美織は斉藤に思いっきり抱きついた後、部屋を出ていった。
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