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「美織か?」
「気付くの遅っ!」
美織は土方の足を蹴る。
「いやっ。普通は分からない。っつか足蹴るなぁぁぁ。」
土方が起き上がり美織と殴ったり蹴ったり喧嘩していた。※幼稚ですね(笑)
「折角驚かそうと頑張ったのにぃ。」
そう言った美織は足で土方の腹を蹴ろうとした瞬間バランスを崩して腕を引っ張ってしまい、土方が美織を押し倒したような感じになってしまった。
「ちょっ//ちょっと退きなさいよっ///」
美織は顔を赤に染めつつ土方の肩を押し上げようとするがまったく動かない。
「監察がその程度じゃまだまだだな。ふっ大丈夫だ、安心しろ。俺はお前みたいなお子様には一切興味無い。」
土方は机の方に戻る。美織は涙目で声を出す。
「あっあたしだってあんたみたいな変態野郎になんて興味なんて無いっ!」
美織はそう言い残し、部屋から出て行く。
「あぁ総司といい土方といい!本当に苛々するっ!」
局長室に向かってる途中、縁側で意外な人に出会う。その人は山南敬助だった。
美織は山南にダイブする。いきなりの事でビックリした山南だったが頭を撫でてくれた。
「美織ちゃんお久しぶり。」「さっ山南さんっ。会いたかったです。」
美織は山南の膝に顔を埋める。
「あっ山南さん、なんであたしだって分かったんです!?」
膝に埋っていた顔を上げる。
「だって昔からのあなたの癖ですからね。」
はい即答。美織はまた、恥ずかしい癖をつつかれたのでした。
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