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???「…何をしている。」
ビクッ!!
佐之助「…だから言ったのに。」
新八「…一ちゃん。」
一ちゃんと呼ばれたその人は、静かに怒っている。
一「……新撰組の名が泣く。…よこせ。」
新八「…は、はい……」
新八さんは気合い負けしたのか、黙って沢庵を渡した。
斎藤一。
新撰組の中でも沖田さんと一二を争う剣の腕前。
もちろん、新八さんも強いらしいけど、何て言うのかな、気迫が違う。
彼の周りには常に、冷たい空気が漂っているのだ。
一「…妃華殿、これを。」
あやめ「あ、ありがとうございます。」
私は斎藤さんから沢庵を乗せた皿を受け取った。
そして斎藤さんはそのまま黙って去ってしまった。
あやめ「……」
新八「…ぷはぁ!怖ぇっ。」
佐之助「あ~ぁ、だから言ったのに。」
原田さんの口調は愉快そうだった。
あやめ「新八さんの自業自得ですよ。」
新八「うるせぇ。俺は悪かねぇよ。」
歳三「てめぇが悪りぃよ。」
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