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【主劇・あやめ】
京――…
あやめ「――…はぁ」
清々しい朝。明るい太陽。
なのに、私はため息ばかりついていた。
総司「どうしたんですか、ため息ばっかりついちゃって。」
あやめ「…沖田さん。」
いつものきれいな笑顔で沖田さんがやって来た。
あやめ「寝てなくてもいいんですか?」
総司「今日は調子がいいんです。あやめさんの方が調子が悪く見えるなぁ。」
また、クスッと笑う。
あやめ「調子が悪いと言うか…暇なんです。」
総司「あぁ、なるほど。土方さんがいないから。」
あやめ「まぁ。」
土方さんが幕吏になってから、よく会津藩に出掛けていた。
何でも、砲門とか、武器なんかを借りるための交渉をしてるみたいで…私にはわからない。
あやめ「……はぁ。」
総司「まぁ、そんな悲しそうな顔しないで。すぐ帰ってくるよ。」
勇「全く、歳はなぁ。」
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