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あのときクビになったメイドは、今もわたしを憎んでいるかしら…
それとも、わたしの存在を記憶から消してしまったかしら…
どちらにしても、わたしはもう一度あのメイドに会いたい…
会って謝罪の言葉を述べたい…
ああ…彼女は今どこに住んでるのかしら…
思い切ってお父様に聞いてみるも、お父様は解雇したメイドのことなんてもう知らないと言った
お母様も昔のメイドのことなんて忘れなさいと言った
忘れるわけなんてできない…だってメイドたちの中で彼女だけが、わたしをドールプリンセスと呼ばなかったんだもの…
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