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あ~やっと4時間目が終わった今日のお弁当は何かな?
お腹がすき過ぎて胃が痛くなってきたよ
………え?時間がたつのが早いって?
そんなの小説だから気にしない気にしない、授業風景を読んだって面白くないだろ
そんなことより健斗の所に行ってお弁当を食べよう
「健斗お弁当を食べよう」
「おう俺お腹すき過ぎて力がでらん」
二人で楽しく話しをしながらお弁当を食べていると大きな音をたてて教室の扉が勢いよく開いた
驚いて扉の方を見ると、明かに不良と解る赤髪の男がたっていた
その男を見た健斗は何処、身を隠せる場所はないかとワタワタと捜している
「池田・小川・田中いますぐ出てこい」
うわっ僕の名前も呼ばれたよね、同じように名前を呼ばれた健斗は顔を真っ青にしている
う~ん、捕まったら僕の人生が終わる気がする…………よし逃げよう!
「ごめん健斗、僕はここで人生を諦めたくないから逃げます。今日は休みとか適当に言っておいて本当にごめん!」
健斗に素早く伝えると僕は気配を薄くし窓の縁に足を掛け飛び降りる準備をした
「待てよ優姫!自分だけ逃げるなんて卑怯だぞ」
「僕に不良と会話をしろっていうのか!そんなの絶対に無理、ということで健斗ガンバ」
(≧ε≦)Ъ
健斗にエールを送り僕は飛び降りた
「なに、その顔ムカつくんですけど!!」
健斗が文句を言っていたけど僕には聞こえていなかった
優姫 Side 終了
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