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たぐ「さーて、蹴り倒したはいいものの…」
コイツどうしよう
本当にストーカーだったら警察に来てもらってタイーホルートが無難なんだろうが、
たぐ「どーも気になんな…」
そうだ、コイツ俺の顔に似てるんだ。つか似すぎ
いやまぁイケメン7割増しだけれどね
俺にこんな盛大な隈は無いけれどもね
それでも似てるんだよ
たぐ「…気味悪ぃな、サクッとやっとくか」
注射器を構えたその時
ザツ「………ん、ぅ」
たぐ「お?」
起きやがった
ザツ「こ、こは…」
たぐ「目ぇ覚めたかモッサリ緑」
ザツ「…誰」
たぐ「手前が先刻からリピートしまくってるたぐ様だよ」
ザツ「た、ぐ…」
ピピッ
たぐ「あ?何か今変な音…」
ザツ《メモリー内から検索を開始します》
たぐ「うおおっ!?」
半透明のディスプレイが浮かんでは消えていく
ザツ《検索完了、自立モードに変更します》
ブチッ
たぐ「…」
ザツ「…」
たぐ「で…、電波……だと?」
まさかの選択肢だった
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