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  「……何の用?」 「お前、転入生だよな?」 「?まぁ、そうだけど」 問い掛けてくる青年を怪訝そうに見るクラネリナ。そんな彼女の視線に気付いていないのか、青年は自己紹介を始めた。 「俺は生徒会長のイギリスだ。お前の名前は?」 「……クラネリナ」 「クラネリナ、だな」 何やら一人で納得しているイギリス。 もう行ってもいいか聞こうとした時、彼がクラネリナに近付いてきた。 「!!?」 イギリスとの距離はゼロに近い。 だんだんと顔が近付いてきて――  
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