Prologue

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  ……そう。わかった。 でもね、ただでは戻さないよ。 それなりの対価を支払わなくちゃ。 対価は二つ。 一つは、君の記憶が引き継がれること。 もう一つは、君がこの運命から絶対に逃れられなくなること。 どう?君にはこれらが堪えられる? ……いい返事だね。 じゃあ時間を戻そう。 ダメそうなら、ここにおいで。 ここで今から言う呪文を唱えれば、君だけでも時間を戻すことができるから。 ――――――――。 それじゃあ、頑張ってね。  
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