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「あっ…やぁ…ッあぁっ」
―誰にも渡さない。
「薫…」
「はっぁ…あぁあああっ」
薫は、俺だけの物だ――…
俺はずっと前から、ガキん頃から薫の事が好きだった。
例え、兄弟だとしても…
でも俺は気持ちを薫には伝えてなかった。
薫に言ったら、もう今の関係には戻れない気がして…
俺は今でも薫が好きだ。あの日も、そして今も。
でもあの日、俺は何かがプツリと切れたんだ。
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