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ブルルン ブルン
辺りは真っ暗な闇に小さな灯りが転々と点いてる
ハル「まさかこんな場所だとか
アル「そのまさかなんですけど、さ、降りて下さいよー」
手を差しのべるアル。暗くて表情までは分からないけど、握った手から息づかいが分かる
なんだか興奮してるようだが……さては何か隠してるな
まぁ、奴は単純だから探られたりしたら凹むだろう
それにサプライズ物は嫌いじゃないから、ここは探らないでおこう
ハル「んーいい香りだな。お腹が空く匂いだ」
アル「そうそうww俺、ここのステーキ大好きなんすよ~☆」
おっとー
ハル「私もステーキは好きだ」
アル「……(゚μ゚;;;;」
口が滑ったようですアルフレッド君。
ハル「お前が言わなくてもこの匂いでステーキだって分かるぞ、
ふふーふ、そうだな、赤と合わせても美味いし、ガツガツ食べても美味い。
戦場で食べたい物といえばステーキ一択だよ」
アル「隊長も!!??俺も、俺も!!やっぱりステーキ最高っすよね~☆」
「「あー国帰りたい」」
ハル「……」
アル「……ぷっ」
思った事が一緒で
言葉がかぶって……
二人見合わせて笑った。
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