プロローグ

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もちろんライブハウスでライブもした でも僕はそこで爆音と熱気による興奮と同時に あまり盛り上がりに欠けていたような気がしてならなかった それもそのはず 僕らがコピーしてた『Dragon tone』は当時高校生バンドでは定番中の定番だった つまり客の反応はもう聞き飽きた、という反応だ しかも原曲が簡単なためボーカルの歌唱力、演奏力が中途半端だと余計下手に見える そんな中僕はうまく見られてひときわ目立つには個性をだすしかないって考えた 僕は自分なりに研究に研究を重ね自分の個性を作り出した それは、空間系エフェクターを使った色彩豊かな演奏をする事だった 僕はどのタイミングでどのエフェクターをつかう、それらを全て考えてアレンジを加えてった ディレイにフェイザー、エコーなど色々試してついにアレンジは完成した
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