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普通の依頼と言うのは本来、殴り屋が出るべきじゃないが僕たちの家計の為に請け負う仕事のことである。
僕はあまり気乗りしない仕事ですが、お金がないので仕方が無い
「ええ、今夜。ケリをつけましょう、でも、やり過ぎちゃダメですよ?」
僕は潤太君がやり過ぎないように心配したが潤太君は笑う
「はっ、そーちゃんが言うかよぉ。言っとくけど、やり過ぎるのはお前だろ?血が昇ると何やるかわかんない癖によ」
「え?僕が……ですか?」
言ってる意味がわからないが、今回の依頼は不良生徒からの依頼を渋々、受けたようだ。
僕が住んでいる桜ノ宮市には幾つか高校がある、その中でも不良の名門にあたるのが洛桜高校。そこのある生徒が先輩から恫喝を受けているらしいのだ。
「自分でケツを拭いて貰いたいねぇー、ま、こんな馬鹿のお陰で俺らはマンマを食っていけるんだから、大切なお客様だからな」
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