第1章。

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           ガタッ  森本くんが席をたちって  不良に近づいていった。  「山ちゃん、おはよ。」  「龍。はよ、」  「ってかきたんだねー?   サボると思ったし。」  すると不良は口をひらく  「後から皆が煩いから」  「まあ、たしかにねー」  すると不良はこっちを少  しみて歩いてきた。  あ、ここの席なのかな?  「山田ー。早く座れよ」  「うっせえよ、じじい」  先生には森本くん同様に  口がわるい。なんなの…  「中島くん可哀相…。」  「山田の隣かよー…、」  口々に山田くんの悪口を  いう。僕はいいのになあ  「うっせえよ、お前ら」  山田くんがそういうとみ  んな驚いたのか黙った。  「お…、おはようっ!」  「は…?、…はよ。」  小さな声だけれども挨拶  を返してくれた山田くん  「僕、中島裕翔っていう   んだ!よろしくね。」  「…山田涼介。」 _
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