ガラスの城

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3日たって、 眠り続けていた少女が目を覚ましました。 ずっと寄り添っていた人魚は 『大丈夫? どこか痛んだりしない?』 少女は 『痛くはないけど、なんか身体が重い。 あの人は?』と少年を気づかって、 キョロキョロしました。 人魚は 『まだ目覚めないの。 ここに来るまでに相当、 霊力とか、魔力とか使いきっていたみたい。 7日たって、目覚めなかったら、 まず、あきらめたほうがいい。 逆に喰われちゃうの。』 少女は『せっかく私も食べたのに…』
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