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貴「藤原ー」
藤「何ー?」
貴「とりっく おあ とりーと」
井本が言った英語は１０月３１日、ハロウィンの例のアレ。
まあ、日本語の発音だが。
お菓子ならたくさん持っている。
井本の大好きなプリンとレンコンチップスもある。
何故なら…
藤「(井本のイタズラは絶対夜のアレやもん!!!!)」
貴「藤原?」
藤「へ?」
貴「へ?やないわ。とりっく おあ とりーと!」
藤「ほら」
鞄から袋を出し、お菓子を井本に渡す。
貴「…えー、持ってたんかよ」
藤「ハッハ!」
貴「…まあ、ええや。明日になればハロウィンやなくなるし」
何かブツブツ呟く井本。
藤「井本?」
貴「今日お前ん家泊まってええ?つうか泊まる」
藤「(強制かい)ええけど…」
貴「ほな、明日休みやし。今日徹夜やで」
藤「は?何すんの?」
貴「今日はイタズラ出来んけど、０時になったらイタズラ出来るから」
藤「…いや、それもうハロウィンちゃうやん;」
何を言い出すんだこのお方は。
貴「だって藤原イジメたいやん。あー、もうお前このお菓子誰かにやって来い!!!」
藤「いや、何でや!!」
貴「ヤらせろやー!!!」
藤「嫌や!!!つかお前もうむちゃくちゃやな!!!」
貴「黙って抱かれろや!!」
藤「ぜっったい嫌!!!」
イタズラがしたい
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