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徳「ふっじわらー!!」
ライセンスの楽屋に誰かが来た、と思ったら徳井がやって来た。
目的はライセンス、じゃなく、藤原だけ。
徳井に井本はまたか、というような表情。
徳「お前ずいぶん痩せたよなぁ」
藤「ちょ、抱きつかんといてくださいよ」
徳「…フ」
徳井が井本に向かって一瞬笑う。
そんな徳井に睨み付け、井本は立ち上がった。
貴「藤原!!!」
藤「∑な、何?」
無言で藤原の後ろに回り、藤原の背中に抱き付く。
徳井と井本、2人に抱き付かれた藤原は真ん中に挟まり、アタフタと慌てる。
藤「何でお前まで抱き付いてくんねん;」
貴「徳井さん、いい加減離れたらどうすか?」
藤「あれ、無視?」
徳「嫌や。何でお前にそんなこと言われなアカンねん。お前こそ離れーや」
貴「嫌っすよ」
藤「いや、あの、どっちも離れて欲しいんですが…」
徳「ほら藤原離れて欲しいんやて」
貴「いやいや、徳井さんに言うたんでしょ?」
藤「ちゃうよ、2人に言うたんや!」
貴「ほら徳井さんに言いはったそうですよ」
徳「えー?俺井本に言うたんや、って聞こえたで?」
藤「お前らの耳可笑しいやろ!!」
何を言っても離れようとしない2人に藤原はため息が出た。
徳「藤原ー」
藤「ちか;ちょ、顔近いです;」
貴「…」
藤「ちょぉ、井本は肩に顎置くなや…」
徳「藤原チューしてええ?」
藤「何言うてんすか!!」
貴「徳井さんは藤原より福田とチューしたらええやないすか」
徳「福田は相方や!!」
藤原を間に言い合いをし出す。
そしてついに藤原の堪忍袋がキレた。
藤「もういい加減にせぇや!!!」
「「∑!?」」
藤「徳井さんは毎回毎回何なんすか!!!人が嫌がってるのに抱きつきよって!!!もうウンザリです!!!」
徳「えー…」
藤「井本もや!!徳井さん来たら何か不機嫌になるし!!しかも今日は何やねん!!何で徳井さんに対抗してんねん!!!」
貴「…だってー」
藤「仕事以外しばらく俺に近付かないでください!!!」
「「えー!!!」」
後日、井本と徳井が藤原に近付けなくなった事を知った後輩が藤原と仲良くしだした、とか…。
君を狙う者
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