プロローグ

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(どうしてこうなった…。) 俺は今生命の誕生を垣間見ている……てか、俺だった。 「今日も一日ご苦労さんっと」 いつものように大学が終わってからバイトを終わらせ帰宅する。 俺は泰孝 乱 しがない大学三年生。特技はスポーツ、趣味は二次元ゲーム。何処にでもいそうな普通の一般人だ。 親とは五年前に他界し、それまで親の遺産で生活していたが、二年前には無くなりバイトで生活費を稼いでいる。 今日もいつものように、午後0時にバイトを終わらせ、帰りの途中、小腹が空きコンビニによっておにぎりを買い、食べながら帰っていた。 「ん?」 ふと見た先には、かなり綺麗な美女が地元のヤンチャ坊主に絡まれていた。 ヤA「おい、ねーちゃん。俺達と遊ばね?」 美女「い、嫌です!!」 ヤB「そう言わないで、遊ばね?」 (……修羅場だな…ここは、あえてスルーす「助けてください!」 (お、おいー!?何俺に助け求めてるの!?) 美女「助けて、お願い!」ヤA「ああん?此方見てんじゃねーぞ!!」 (何故か俺に矛先がー!?)
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