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泰「う……ん、…ここは?」
すごく白い空間に俺は寝そべっていた。
距離感が全く掴めない、ちょっと頭がくらくらする。
泰「まさに、アリ◯ールもびっくりな白さだな」
もう、自棄になっている時
?「大丈夫ですか?」
泰「うぉ!?」
急に表れた女性にびっくりする俺。
女性「この度は誠にすいませんでした!!」
突然、土下座をする。全く状況が読めない……
泰「あの~、とりあえず今、どう言う状況か説明してほしいんですが…」
「そうですね!私は神の佐藤(さとう) 舞(まい)です。そして貴方、泰孝さんは死んでいます」
ああ、この人さっき俺が助けた美女じゃん!?…つかなんで俺の名前しってんだ?って、途中、神て言ってたような…
舞「死んだことは、スルーなんですね…」
心が読まれてる!?
泰「まあ、あのスピードのトラックに轢かれて生きてたら人間じゃないし…」
舞「……まあ、貴方は普通の人間じゃないですが」
泰「ん?なんかいいました?」
舞「いえ、こちらの話です。…さて、本当は死んだらそのまま魂は、輪廻の輪に入るんですけれど貴方は違います」
俺は違う?
「貴方は本当は死ぬはずじゃなかったんです。本当はあのチンピラ達が死ぬはずだったのですが、貴方が助けてしまったんです」
泰「それで、俺はまだ死ぬはずじゃなかったと……けど、なぜあの時、貴方はいたんですか?」
舞「散歩してたら、あのチンピラ達が絡んできたんです」
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