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あれから、十六年経ちました……
へ?飛ばしすぎ?じゃあ少し過去を振り返ってみよう。
俺はまずこの国の言葉を両親の会話を聞いて一歳には喋れるようになった。
その時は両親とも驚いていたが…
二歳の時には字を書け読めるようになった。
この時に、周りから麒麟児と呼ばれるようになった。そして、子供らしく外で駆け回り体力を付けた。
驚いたことに、体力が尽きません。確かこの前、丸1日全力で走ったが全く疲れないし、息切れもしなかった。
体が出来上がってきたら、武術の修業をした。見よう見真似で体術を鍛えた。
そして、空いた時間帯は親の農業の手伝いを前世の知識を生かし、発展させた。そんな俺はもう十六歳、体つきはほそマッチョで顔はまだ見てない……
だって、前世は彼女いない=年齢ですよ!?
顔みたくないんですよ…
両親は顔はいいが、俺は解らない。
……もし、駄目なら死んでやる!!
そんなことを考えながら、俺はいつもの村はずれの林で体術の練習をしていた。今では、大岩を手刀で真っ二つだぜ!!
「よし、大体この位なら生きてけんだろ。まだ、気を使うのに慣れていないが…ん?」
ふと、村の方向を見たら村から煙が上がっていた。
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