1-1 夜のコンビニと少女

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 これはホラー系の場面なのか。  外のガラス面に額と両手を張りつかせてこっちをガン見しているのはさっきのパジャマ少女。   その口元が「にっ」と形をつくってから、外のガラス面から離れた。  そしてコンビニの中にその少女が入ってくると、こっちに近づいてきたのだ。 (うわっ、ほんとに怒られるのかーーっ!?)  むしろずっと見ていたのは彼女の方だと思うけど。  准は防御にもならない雑誌は売り物なのでラックの陳列棚に戻し、パジャマ少女と向き合った。  こんなことは因縁つけられてからがやっかいなんだ。とにかくこっちから先になにか言うんだ。准は口を開いた。 「あのっ、つい見てただけで気に障ったならごめんなさい」  速攻で謝っていた。
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