ある雨の日に…

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あれから俺はあの少女がいた路地に立っている。 晴れの日も雨の日もただボーッと空を見上げている。 あの少女は言っていた。 コれからお前は私になるンダヨ。ソシテあの場所で他の奴が声をかけるのを待つんダ。 最後にみたのはもともと俺だった姿が笑いながら出ていくところだった。
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