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勝達は練習後、長田に話かけた。
『長田!』
勝達が話しかける、長田は振り返った。
『何?』
『お前、高崎中だったよね。』
『そうだけど?』
『いや、気になったんだけど、お前、高崎中でレギュラーだろ?普通は強豪校に行ってもいいのになんで星ヶ丘なんかにいんの?
『確かに、強豪校から誘いは来たけど、俺は強豪校に行く気はなかったよ。どうせ楽に甲子園にいけちまうからな、それなら、苦労して行ったほうが楽しいじゃん
強い奴と戦いたいし』
『えっ、お前バカ?』
三人が口を揃える
『バカっていうなよ
ひでぇな』
『お前、それで甲子園いけなかったらどうすんの?お前と俺達じゃレベルが違うだろ?』
『いや、別に、ただ単にその程度だっただけだろ。だから、俺だけ上手くても意味ないから、練習して甲子園目指して頑張ろうぜ、何か困ったらアドバイスとかするし』
『いや、急に言われても』
『いや、気にすんな勝手なこと言ってるのは分かってるから
とりあえず、よろしく
それと俺のことは響って呼んでくれ、じゃあな』
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