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昨日はあのまま言葉を残して帰ってしまった。 ……気まずいな。 私は教室に入って席に座った。 「おはよ。」 実緒くん…!? 「あ、おは…」 「ちょっと来て。」 教室を出て玄関まで実緒連れて行かれた。 「俺、本気だから。代わりじゃない……俺と付き合って!」 ……いきなり いきなりすぎる… この前までちがう子好きだったのに、こんなに早く、切り替えできるんだ。 ある意味 ……羨ましい。 実緒くんは優しい。 本当に。 いい人だと思う。 ここ数日、実緒くんのこと考えてた。 でも… 「ごめんなさい。」 恋愛的にじゃない。
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