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「どうもっス」
「また来てくれたのね」
言葉さんと出会ってから数日。
俺はこの場所に足繁く通っている。
この場所とはいわずもなが、一番のお気に入りの場所であり、言葉さんとの出会いの場所。
小高い丘の頂上にある、大樹の下。
元々暇つぶしや考え事をするために来ていたこの場所は、今や言葉さんとの話しの場所になっていた。
「今夏休みで暇っスから」
彼女との会話は楽しい。
俺の今一番の楽しみとも言えるもの。
丘の上から見る風景もなんだか違って見えるから不思議。
彼女に挨拶をした後、いつものようにベンチへと腰掛ける。
「しかし言葉さんはいつ来てもいるんスね」
「あなたが来るから、私はいるのよ」
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