お話

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「どういうことっスか?」 「さぁ?どういう意味でしょうね?」 まるでお嬢様のように手を添えて笑う言葉さん。 今にもオホホホホって聞こえてきそうだな。 まぁ、そんな格好も似合ってるんだけど。 「てか言葉さんも立ってないで座って話しましょうよ」 ポンポンと空いているベンチを叩いた。 するとここ数日と同じように言葉さんは隣へと腰掛けてくる。 どこか上品そうな所作で、フワリと長い髪をなびかせながら。 なんかいい雰囲気だなー 「・・・・・・そういえばなのだけど、雫くんは彼女いないの?」 とか思ったらいきなり凄いこと聞いてきた。
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