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「お待たせしました!」 「先輩、お早うございます!」 口々に挨拶をすると、先輩達も挨拶を返してくれ、今日は皆で目一杯遊ぼうね、と言ってくれた。 はい!そのつもりです! 宜しくお願いします! 「1人飛び入り参加が居るから、紹介するね」 微笑む久世先輩が、見覚えのない男性の肩に手を置く。 「坂本和泉(サカモト・イズミ)。 僕の幼馴染み」 コッソリと、でもよーく見てみたけれど。 やっぱり覚えが無い人。 顔を見たのも名前を聞いたのも初めての、全く知らない人だ。 それは間違いない。 だって――。 この人、目立つ。
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