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可奈は中津先輩と、美夜は桜井先輩と、私と流水は久世先輩と坂本先輩と、それぞれ3グループに釣り場を分かれた。
私達のグループは、人数が多いせいもあってかなりの釣果を上げていた。
「また釣れたぁ~。
……もうバケツ一杯ですね」
「その魚外したら取りに行ってくるよ、貸して?
……よし、一丁上がり!
じゃ行ってくるね」
「お願いします」
坂本先輩が、皆の荷物を纏めて置いてある場所にバケツを取りに行ってくれる。
残った私達は、坂本先輩が居ない間も、3人で次々と魚を釣り上げていた。
「釣るね~」
「えへへ……段々コツが解ってきました」
自分で魚を外せない為、久世先輩に取って貰う。
死んでいる魚は触れるんですけど、こうビチビチしているのはちょっとね……苦手。
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