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「書けましたよ」
「は~い・・・あれ?魔力を測ったことないんですか?」
「はい、色々と訳ありで」
「じゃ、こちらにどうぞー測りましょうねー」
と言って奥の部屋に案内された。
部屋の中央に二つの水晶が置かれていた
「これで測るんですか?」
「はい!水晶に手を置くだけでいいですよ!」
言われる通りに手を置いた・・・
パリンッ!!
「「「・・・」」」
あれー、俺の見間違い?水晶割れてるんだけど・・・
「「これは・・・」」
え?なに?これ弁償?やべえええどうしよおおおお
「「お前(あなた)人間?」」
「え?人間ですよ!?」
「そうか・・・」
「そうよね・・・」
「「まぁいっか」
「いいのかよ!!」
・・・・いかん、何故かギャグになってきた。
「で?魔力量は?」
「ん~?大量って事でいいんじゃね?」
「そうですね、マスター」
・・・この男の人マスターだったの?!
「とりあえず属性測ってくれ」
「りょーかいです」
隣の水晶に手を触れてみた
キュピーン
水晶が様々な色になった・・・
「これって・・・」
「「こいつについては諦めよう(ましょう)」」
・・・えー・・・
「まぁ、これで登録は完了だよ!」
「ありがとうございます・・・」
「僕の名前はイアン・エルだよ!」
「私の名前はアリス・エルです!」
「あ、俺の名前はぜろさ・・・シン・ゼロサキです」
「シン君か・・・これからよろしくね!」
「よろしくお願いします!」
ん?アリスさんの苗字がエル・・?
つうことは・・・
「うん、僕たちは夫婦だよ!」
リア充め、滅びろ
「そうなんですか・・・夫婦でこのギルドを?」
「うん、あと一人娘みたいな子がいるけど、今は依頼でいないんだ・・」
「そうですか・・・挨拶しておきたかったんですけど・・」
「大丈夫、そのうち帰ってくるから!」
なら安心、娘・・・つうことは女の子か。
まぁ、どうでもいいけど。
さー、今日から俺はこのギルドの一員だ、ギルドの名に恥じないようにしなきゃな・・・
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