ギルド【黒き翼】

3/3
前へ
/13ページ
次へ
「書けましたよ」 「は~い・・・あれ?魔力を測ったことないんですか?」 「はい、色々と訳ありで」 「じゃ、こちらにどうぞー測りましょうねー」 と言って奥の部屋に案内された。 部屋の中央に二つの水晶が置かれていた 「これで測るんですか?」 「はい!水晶に手を置くだけでいいですよ!」 言われる通りに手を置いた・・・ パリンッ!! 「「「・・・」」」 あれー、俺の見間違い?水晶割れてるんだけど・・・ 「「これは・・・」」 え?なに?これ弁償?やべえええどうしよおおおお 「「お前(あなた)人間?」」 「え?人間ですよ!?」 「そうか・・・」 「そうよね・・・」 「「まぁいっか」 「いいのかよ!!」 ・・・・いかん、何故かギャグになってきた。 「で?魔力量は?」 「ん~?大量って事でいいんじゃね?」 「そうですね、マスター」 ・・・この男の人マスターだったの?! 「とりあえず属性測ってくれ」 「りょーかいです」 隣の水晶に手を触れてみた キュピーン 水晶が様々な色になった・・・ 「これって・・・」 「「こいつについては諦めよう(ましょう)」」 ・・・えー・・・ 「まぁ、これで登録は完了だよ!」 「ありがとうございます・・・」 「僕の名前はイアン・エルだよ!」 「私の名前はアリス・エルです!」 「あ、俺の名前はぜろさ・・・シン・ゼロサキです」 「シン君か・・・これからよろしくね!」 「よろしくお願いします!」 ん?アリスさんの苗字がエル・・? つうことは・・・ 「うん、僕たちは夫婦だよ!」 リア充め、滅びろ 「そうなんですか・・・夫婦でこのギルドを?」 「うん、あと一人娘みたいな子がいるけど、今は依頼でいないんだ・・」 「そうですか・・・挨拶しておきたかったんですけど・・」 「大丈夫、そのうち帰ってくるから!」 なら安心、娘・・・つうことは女の子か。 まぁ、どうでもいいけど。 さー、今日から俺はこのギルドの一員だ、ギルドの名に恥じないようにしなきゃな・・・
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加