プロローグ

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いつの間にかまた俯いていたようで、再び茶色の靴を見つめていた。 ………? 何かが気になり顔を上げる。西日の当たる校舎から、誰かがこちらを見ているような気がした。でも窓には夕日が反射して姿を確認することはできない。 帰るしかないと思いつつも、どうしてもそこから離れることができなかった。
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