好きなのです

出会ってしまった二人の男（？）

私がなぜ、誠也（せいや）と出会たかは…

「梨杏（りな）先輩！！お願いです！柔道部の主将が風邪で、今日の試合に出られないんです！！」
「成る程……分かった。待っとくよう、他の部員たちにも伝えてくれるか？」
「は、はい！！ありがとうございます」

どういう訳だか、私は昔から男に競技と言うか…試合と言うか…スポーツで（？）負けたことがなかった。（まぁ、小さい時に親からしごかれたからだが）
だからなのか、口調も男みたいだとよく言われる。