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勢いつけて母親の元に行こうとするニャー子の襟元を学は立ち上がり、ガシッと掴むとニャー子の首が絞まり、変な声をだした。
「ゲニャ!?、ケホッ、ケホッ…
なっ何するにゃ!?」
襟首を捕まれたニャー子は、ぷんぷんと怒り学に言うと学は、耳としっぽを差し、ニャー子に言った。
「その耳と尻尾!どう説明する気だ!」
もうこの際、母親に自己紹介するのはいい、だが、耳としっぽは隠しようがない上、ばれたら母親は、倒れかねない。そこが、一番の難問だった。
「大丈夫にゃ~♪、この耳と尻尾は、学にしか見えにゃいし、語尾すら聞こえないにゃ~!。」
そういうとニャー子は、学の部屋を飛び出し、母親の元にいってしまった。
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