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「 …!!」
私は絶句した。
何故ならば
普段は何も考える事なく、
何の体力も使う訳もなく、
ただ普通に
使っている"階段"に
疲れている私がいた。
え――
疲れてるっ…
普通の人ならば
ただそれだけの事、
体力が落ちたのだなぁ…
で終わりにして良いと思う。
しかし――
私の場合
体の中、つまり
心臓から悲鳴をあげるかのように
疲れていたのだ。
「なっ…何この心臓の鼓動…。」
例えるならば
まるで恋する乙女のよう。
生まれてこの方、
恋なんかした事なんて
ないのですがね。
そこは触れないで下さい!!(笑)
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