第1幕ー恋の予感☆ー

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――私は階段の前に立つ。 ゆっくりと階段を下り、 一番下まで到着すると 一息いれる。 「よ…よしっ!!」 心の中で思っていたら 気合いの声が漏れてしまった。 だけど 今の私には関係ない!! この階段を登って あの 心臓の高鳴りを感じ、 故に どうしてそうなるのか、     ・・ 確かめるんだっ!! 陸上競技の選手の如く 軽くジャンプし、 目標の上の階まで ――今登り始める。 あれ!? やっぱり疲れてる… 「はぁはぁ…ごほっ!!…」 心臓が締め付けられる… く、苦しいけど 何だろう。この感じ。 も… もしかして…。 私、 "階段に恋してるっ!?"―― っバシッ!! 「ばかやろうっ!!(笑)」 …え、、、 「りん? 急に何するのー!痛いよぉ…。」 私はすぐに反抗した。 だって こんな時に 蹴りを入れるなんて、 KYな感じでしょ。
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