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ドキっとした。
行っているわけがない。
入院なんて冗談じゃない。
「い、行って・・・ない・・・です。」
「行かないの?俺は行った方がいいとおすすめするよ?」
「おすすめされても、入院するよ。はい、わかりました。じゃやなんです!好きなことをして、ベットの中でひたすら死ぬのを待つだけなんて・・・やなんです。」
それだけは絶対やだ。
死ぬのなんてこわい。
そんなのあたりまえ。
でも、
ただ待つのなんてやだ。
わたしは好きなことを
してから死にたい。
「わかった。俺もなるべくいい方法調べといてあげる。もう、一人で抱え込まないで、なんでも言え?悲しませたりなんかしないから。」
ドキン・・・
もう、先生に見えない。
一人の男性として
好きなんだ。
認める。
わたし・・・
千葉先生が好きなんだ。
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