star festival

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背中・・・おっきいな。 あったかい。 「あ、ありがとうございま・・・」 ん? 先生が脅かさなきゃ あんなこと 起きなかったんじゃ・・・。 「なんで私がお礼をいわなきゃあかんのよ!」 「ははっ。」 笑った。 きゅーん・・・ 「ちえー!大丈夫だった?」 まりさんとしゅりがきた。 「大丈夫にみえる?」 涙がボロボロでてる 真っ青の顔をみせた。 「見えない(笑)」 やっぱりみんな笑う。 でも・・・ みんなが笑ってると こっちも幸せになる。 やっぱりわたし、 みんなを幸せにしたい。 「そーいえば壁田はなにになりたいんだ?ボランティアとかやってるくらいだから福祉関係か?」 このタイミングで聞くか? 「知りたいんならこのあとつきあってください!一緒に鞄を教室までとりに来てください。」 ちょうど仕事も終わって みんなバラバラに 帰るころになった 「ちえ、ばいばーい!」 まりさんとしゅりが帰る。 私は先生と3階へ。 「じゃあ教えて?」 「やっぱり知りたいんですか?」 「ほら、今七夕だからいったら願い叶うかもよ?」 願いがかなう。 その言葉に揺らいだのか、 口が動いた。 「わ、私のおねぇちゃんが結婚したときにおねぇちゃん、すごい不安で口数も少なくなったの。でも、その担当してたプランナーさんがね、笑顔にしてくれたの。でね、楽しいプランを立ててくれておねぇちゃん・・・楽しそうでした!だから私も誰かを幸せにしたい。そう思っただけです。」 「あー。録音しとけばよかったー。壁田・・・それ話してるときどんな顔してたかわかる?」 「え?」 「すごいキラキラしてた。いい夢もってるじゃん。叶うよ。」 確かに、 話してるとき すごく楽しかった。 スッキリした。 「はい!ありがとうございます!」 今までにないくらいの 笑顔で答えた。 「あ!」 空に星が流れた。 そう・・・ 思った。 カシャッ 「?」 カメラのシャッター音 らしきものが聞こえた。 「どうした?」 「なんでもないです。」 ま、いっか。 今日はいっぱいの 笑顔に囲まれたから・・・。
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