ツンデレに死ねって言われたらやっぱりときめくよね

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――――中里寄駅~~中里寄駅で御座います~~ 駅のホームの放送に俺は乗り込んでいた電車から降りた、重たいバックをかれこれ2日は持っているため腕が悲鳴をあげている、疲れた、心底疲れた 青森県から飛行機で神奈川県まで、長い旅だった 「さてと……伯父さんが待ってるって話だけど」 ホームを見渡すがそれらしい人影を見つけるには人が多過ぎる、いや田舎から来たからそう感じるだけであって実際は少ないのかもしれない、俺にはそんなこと分からないが 「どうすっかな……とりあえず駅をでるか、外にいるかも知れないし」 地面に下ろした重いバックをまた手に持ち、改札口へと歩き出した なぜ俺がこんな都会に来ているか、話せば長くなる 俺が住んでいる青森で、そのまま大学に行くつもりだったが不幸なことに親父が亡くなった、前々から入院生活で身体も弱っていたし医者からそれらしい話は聞いていた だが突然だった、俺が駆けつけたときには微笑みながら死んでいんだ、何故か俺はそのとき泣けなくて、親父のベットで泣いていた義母さんの頭を撫でていた そしてそのまま葬式からお通夜、皆が悲しみに泣きながらいろんな事が立て続けに行われた もともと人がよく好かれやすい正確だった親父の葬式には沢山の人が来た、しかも大学の頃の人達ばかり、本当の母さんも大学の頃に知り合ったらしいが親父の葬式には本当に沢山の同級生がきてみんな泣いていた どうして大学の同級生ばかり?どうしてこんなに集まってる?中には大企業の社長からとあるアイドル、さらに土木関係の社員から幅広くきていた 俺はそんな葬式の中、親父に祈りながら親父が通っていた大学に興味がでた、ここまで親父に仲間を作った大学はどんなところなんだ? どんな大学なのか?なんの学科があるのか?専門だったのか? 次々と疑問に溢れて、俺は、かなり簡単にその大学に進学したいと思った その後は淡々と進んだ、一年必死でバイトをして学費を少しでも稼ぎ義母さんに頼んでみた 義母さんは笑って大学に行かせてくれた、親父が残した金がかなりあったためそこら辺は困らなかった 親父の弟である、伯父さんに頼み居候させて貰い 俺はいま、ここに来た
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