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「そう言えば良かったの?」
「なにがですか?」
車に乗り込んでから一時間か、そのくらいたった後いきなり郷田さんは口を開けた
いきなりなんだろうか?
「こっちに来てよ、今更こんな事聞くのも野暮かも知れないけど……向こうに大切な友達も居たんじゃないの?」
「あぁそうですね、でも大丈夫ですよ、ちゃんと挨拶してきましたし、これから会えなくなる訳じゃないですし」
「そうだけど、彼女とか…」
………………………………
「(`;ω)彼女はいなかったです(キリッ」
「ごめんなさい、泣くとは思わなかったわ」
泣いてないやい!!これは汗だい!!
と言うか彼女がいないからなんだよ!年齢=彼女いない歴のなにが悪い!悪くないんだ!
「(´;ω)チクショウ……」
「いや、あの………こ、これから彼女位できるわよ!」
何故俺はマッチョおかまに慰められているのだろうか、もう大学生だと言うのに………リア充なんか爆発しればいいのに
「泣いてないもん………郷田さんこそ恋人は…」
「いるわよ」
「ハハ、超うけるんですけど」
「薄々感づいたけどあなたって失礼な奴ね」
世の中って理不尽だよね、おかまに恋人がいて純粋無垢なる大学生の象徴こと一樹君に彼女がいないとかもう世の中の心理を感じるよね、この世界が俺に彼女を作らせないと頑張ってるのではないだろう
「世界って理不尽だよ…」
「なんで人に恋人が居るくらいでこの子は世の中を怨んでるの……」
「リア充爆発しろ!!」
「ちょ、もう、めんどくさいわこの子、凄くめんどくさい子だわ」
ふん、めんどくさい奴にかけては青森県一位の俺を舐めるなよ、リア充に対してのしつこさは隣にでる奴はいなかった
「まぁ、この辺りはヤケに綺麗な娘が沢山いるわ、あなたと気が合う娘は一人くらいいるかもね」
「kwsk」
何故かため息をつかれたんだがどういうことなの
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