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これは第三次忍界大戦時の話
スタスタスタ、3人の忍が歩いている
龍箆「ここらで一休みしないか?」
右手に水筒を持ちながら聞く
狐宇乃「だらしね!さっきから一休み一休みって!お前は丘に上がった河童か?」
龍箆「アホか?俺は人だけど」
呆れたように呟きため息をつく
狐宇乃「あぁ!?例えだろが!」
2人はいつもの調子で喧嘩になっていた
多幽「ハイ!やめ!喧嘩は良いから速く行くよ、任務中なんだから」
多幽はどうやらこの隊の隊長らしい
多幽「ここらで任務内容を説明すっからよく聞いとけ」
龍箆・狐宇乃「了解!」
任務内容は前線にいる約60の忍の注意を引くという単純な任務だった
狐宇乃「質問」
多幽「何?」
狐宇乃「"注意を引く"と言ってたけど何で!」
龍箆はそういえば、という顔をしている
多幽「注意を引いているうちに別の隊が橋を破壊し、敵国の武器を補給させないようにする!という事分かった?」
狐宇乃「なるほど!」
納得したようだ
龍箆「暴れても良いんだよな?」
龍箆は戦うのが好きでたまらないやつだ
多幽「もちろん」
多幽はあまり戦うのが好きではないので、いつも峰打ちで止めている
狐宇乃は剣銃を持つと、かなり強くなるが、力加減が出来ないためすぐに相手を殺してしまう
多幽「そろそろ行くぞ!」
龍箆「えぇ~!!」
嫌々龍箆は体を動かした
10分後
多幽が右手をだし
多幽「ストップ!」
3人は姿勢を低くし多幽は人差し指を地面に当てている
多幽(2人か…ん?)
多幽「2人とも敵は2人だけど影分身で10人になっている!恐らく偵察兵だと思う」
僅か5秒で分析を完了した
多幽「俺が行く!援護してくれ!雷切!」
印を結び手から雷が出てきた
龍箆「遅れんなよ狐宇乃!」
龍箆は小バカにしたように言った
狐宇乃「誰に言っている!」
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