第一章"始まり"

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これは第三次忍界大戦時の話 スタスタスタ、3人の忍が歩いている 龍箆「ここらで一休みしないか?」 右手に水筒を持ちながら聞く 狐宇乃「だらしね!さっきから一休み一休みって!お前は丘に上がった河童か?」 龍箆「アホか?俺は人だけど」 呆れたように呟きため息をつく 狐宇乃「あぁ!?例えだろが!」 2人はいつもの調子で喧嘩になっていた 多幽「ハイ!やめ!喧嘩は良いから速く行くよ、任務中なんだから」 多幽はどうやらこの隊の隊長らしい 多幽「ここらで任務内容を説明すっからよく聞いとけ」 龍箆・狐宇乃「了解!」 任務内容は前線にいる約60の忍の注意を引くという単純な任務だった 狐宇乃「質問」 多幽「何?」 狐宇乃「"注意を引く"と言ってたけど何で!」 龍箆はそういえば、という顔をしている 多幽「注意を引いているうちに別の隊が橋を破壊し、敵国の武器を補給させないようにする!という事分かった?」 狐宇乃「なるほど!」 納得したようだ 龍箆「暴れても良いんだよな?」 龍箆は戦うのが好きでたまらないやつだ 多幽「もちろん」 多幽はあまり戦うのが好きではないので、いつも峰打ちで止めている 狐宇乃は剣銃を持つと、かなり強くなるが、力加減が出来ないためすぐに相手を殺してしまう 多幽「そろそろ行くぞ!」 龍箆「えぇ~!!」 嫌々龍箆は体を動かした 10分後 多幽が右手をだし 多幽「ストップ!」 3人は姿勢を低くし多幽は人差し指を地面に当てている 多幽(2人か…ん?) 多幽「2人とも敵は2人だけど影分身で10人になっている!恐らく偵察兵だと思う」 僅か5秒で分析を完了した 多幽「俺が行く!援護してくれ!雷切!」 印を結び手から雷が出てきた 龍箆「遅れんなよ狐宇乃!」 龍箆は小バカにしたように言った 狐宇乃「誰に言っている!」
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