ああ平凡?

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太一郎「じゃあ帰るとしますか。」 遥と太一郎はそのまま帰路についた。 二人とも帰る方向はほとんど同じ。しばらく歩くと大歓声のする野球場の横まできた。 遥「今日野球やってる球場ってここだったよな?」 遥が太一郎に聞く。 太一郎「そうそう。そういえば今ここに拓がいるんだったな。」 太一郎「ていうか、この向こうにプロ野球選手がいるんだな!」 太一郎が興奮しながら言う。 遥「まあ、この向こうにいるのは確かだな。」 遥が冷静に答える 太一郎「テレビでしか見たことない選手が今、この向こう側にいると思うとテンションあがるな!!」 遥「まったく、お前は芸能人とか有名人に弱いんだから。ほら、時間も遅いしさっさと帰るぞ。」 遥が太一郎を置いて歩きだす。 太一郎「ちょ、待ってよ遥~。」
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