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「私も最初は信じてなくて、着たメールは削除したんです……でもそれから本当に三日後、なんだか変な気配を感じるようになって……最近では夜になると物が勝手に動いたり落ちたり……もう、本当に呪われたとしか……。」
そこまで話して、少女は押し黙った。
なるほど、信じてなかったチェーンメールが、現実になり、それで怖くて閉じこもっているという訳か。
しかし、ただの悪戯が現実になるとは考え難い、呪いは相応の技術、手順を踏んでこその呪いだし、こんな不特定多数を対象にした、容易に回避できるものはあるのだろうか?
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