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柚「宮本くん、もうこんな事したら駄目だよ?君は良い子なんだから」
硯「っは、はい!」
制裁されてもオレが困るし。
ってゆーか、早く戻らないと琉依に怒られる…
いや、でも事情を話せばどうにかなるかも
柚「宮本くん、早く戻った方が良いよ。今は授業中だからね」
オレの言葉に宮本くんははい!と返事を返して慌てて戻っていった。
さてと…
柚「…佐藤くん、大丈夫だった?」
陽「、へ?ぁ、はい大丈夫です。柚貴先輩が来たから…王道的展開でビックリしましたよー!」
アハハと笑う佐藤くんの手を見れば若干震えていた。
まぁあんな事があれば無理もないか…表の人間はな。
柚「…無理して笑わなくて良いんだよ。怖かったね…大丈夫だよ、大丈夫」
安心させるために頭を撫でれば笑っていた佐藤くんは笑うのを止め目を伏せる。
陽「…ほんとに大丈夫です。そりゃぁ確かに怖かったけど……柚貴先輩が助けてくれたから」
柚「佐藤くん……」
多分、佐藤くんの言ってることは嘘じゃない。
…泣くかと思ったんだけどな。
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