体育祭ってやる意味あるのかな?(前編)

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剣「……お前、そんな嘘をつくほど生徒会が嫌いなのか?」 へ? … なんか前も似たようなこと言わなかったっけ? 柚「…どっちかって言えば嫌いかな。でも噂のはただ、挨拶とか面倒だったから」 うそ 好きも嫌いもない。 対象者にそんな感情は湧かない。 ただオレは任務を全うするだけ。 剣「そう、か……………柚貴、あのな……」 柚「……………」 オレの言葉に少し顔を歪めたケン。 そして、今何かを言おうとしている。 ケンが何かを隠しているのは知ってる。それがオレには言いにくいことだってことも。 剣「…俺は……、俺は…」 柚「言いにくいなら言わなくて良いよ」 剣「…え?」 プッ やっぱりケンの驚いた顔って笑える。 柚「ケンが話せる時になったらで良いよ」 別に隠してることなんてどーでも良い。 だけど、多分、ケンの隠してることは今後オレに大きく関わってくる。 オレの気持ちに。 その時に考えれば良い。 今は、ただ この空間を守りたい .
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