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(柚貴side)
忠犬ハチ公と別れてからはたまた木の上で昼寝?を再開。
次は誰にも起こされず熟睡できたので気分は大丈夫。次も起こされたらオレ、そいつに何してたか分からない(笑)
(いや(笑)じゃねーよ怖ぇよ!!!!!)←作者の心の声
木から降りグラウンドを見ればあんなに賑やかだったグラウンドはちらほら人がいる程度。
それもオレのクラスの人達じゃない。
…当たり前か。アレからかれこれ1時間は寝たし。
グラウンドを使う人達が代わっててもおかしくない。
…どしよ。もう授業始まってるよね?今からいってもなぁ…
授業には出なくても支障はないけど、後の琉依がねぇ…
次は何時間正座させられるのだろうか…
「あ、柚貴先輩!!」
不意に後ろから声をかけられ振り返る。まぁ誰かは声で分かるけど。
柚「…佐藤くん、香住くん、皆川くん」
まさかの面白3人トリオ。
…今は授業中じゃ?
陽「この間ぶりですね!!」
うざい程に元気一杯な佐藤くん。
全開の笑顔が眩しい…!
柚「そうだね」
ほんとこの間は疲れたよ。君を助けるのも、琉依に一晩中されたのも…ね。
春「柚先輩はどうしてここに?」
柚「…少しお昼寝をね」
これは王子キャラとして言って良いものなのか…
少々不安になり、困ったように眉をさげて苦笑いすれば何故か顔を赤くする3人。
…何故?
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