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櫂「ゆ、柚貴先輩でも昼寝なんてするんですね!可愛いです萌えますた!!!www昼寝してる時に誰かにキスされればもっと萌えます!!」
目をキラキラさせて期待に籠った目線を送られる。
佐藤くんもそう思ってるのかな?とチラッと見れば、普通に真顔。
…あれれ。何で?
柚「アハハ。萌えなくても良いよ?」
櫂「ぐはっ!笑顔の拒絶!!まさか柚貴先輩は天然腹黒!?副会長とはまた違ったキャラww」
天然腹黒?
ノンノン。そんな可愛いもんじゃない。
柚「皆はどうしてここに?今、体育祭の練習だよね」
まぁ聞かなくても分かるけど。
オレと一緒でサボりだろう。
陽「あ、サボりです。練習しなくても俺、運動は出来るし春也と櫂斗も運動出来るから出なくても良いかなって…」
へぇー。佐藤くん、運動出来るんだ。平凡なのに。…まぁ1つくらい取り柄がなくちゃねぇ。
柚「そうなんだ。…あ」
陽「?」
この気配…あー…今見回りの時間帯だっけ?
「ねぇ、何してんの君たち」
…やっちゃったな。
まさか風紀副委員長の三宅陸のお出ましとは…
あー…めんどくせぇ
櫂「副委員長!!!?ちょ、キャラ的には萌えるけど今は会いたくなかった!!」
陽春「「あー…」」
香住くんはなんか正直なこと言ってるし、佐藤くんと皆川くんはやっちゃったって顔してる。
まぁなんせ今授業中でオレらはサボタージュ中だもんね。
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